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大腸カメラ検査 病院選びのポイント

2023.05.12 内視鏡内科

がん情報サービスによれば、最も罹患数の多い部位が大腸、その次が胃であると予想されています (がん罹患予測 2022年) 。大腸と胃がんを合わせると罹患数が全体の28.5%を占めます。

 

これらのがんは精度の高い内視鏡検査で診断が可能であり、早期発見・早期治療で完治が期待できます。

 

早速、具体的な内容に入っていきます。

ここでは大腸カメラ検査について述べます。というのも、スコープの挿入・観察において、胃カメラよりも大腸カメラの方が高い技術力と診断力が求められるからです。

 

さて、冒頭で述べた “精度の高い内視鏡検査” とはどのようなことなのでしょうか。以下の2点にまとめました。

  1. 見つけたポリープが将来、がんになるポリープか否かの質的診断力があること
  2. 大腸がんの元となるポリープをどのくらい発見できるか

 

このがんになる可能性のあるポリープを「腺腫 (せんしゅ)」 といいます。大腸カメラ検査では、腺腫をどれだけ発見できるか、腺腫発見率がとても重要になります。

 

世界的権威のある医学雑誌で「腺腫発見率が1%上昇するごとに大腸がんの発症率が3%減少し、大腸がんの死亡率は5%低下した」と報告されました (※)

すなわち、大腸においては、がんになる可能性があるポリープ(腺腫)を発見し、切除することで将来の大腸がん発生率、大腸がん死亡率を下げることが明らかになったのです。

 

アメリカ消化器内視鏡学会(ASGE)のガイドラインでは、検査医に 25%以上の腺腫発見率が求められています。

腺腫発見率はこのように、大腸カメラ検査をおこなう医師のスキルをはかる指標になります。

 

それでは、当クリニックの腺腫発見率はどのくらいでしょうか。2022年の実績を調べたところ、当クリニックの腺腫発見率は56.7%でした。

 

クリニックを選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

※ “Adenoma Detection Rate and Risk of Colorectal Cancer and Death”

Corley DA, Jensen CD, Marks AR, et al.  N Engl J Med. 2014 370 (14) : 1298-1306

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